難関大学受験専門のYK会 - ホーム>>ブログ>>来年の共通テストはいかに
今回から手続きがオンラインになった共通テスト。
さて、今回はどんな難易度になるでしょうか。
新課程になって2回目の共通テストです。
前回は「情報Ⅰ」が加わり、どうなることやら、でした。
今回は難化必至です。
これまでも度々教育課程が変わり、入試内容の変更が行われました。
共通した現象は、変更初回のテストは余り難しくないのです。
そして、2回目がかなり難しくなるのです。
となると、今回は難しくなるはずです。
特に「情報Ⅰ」です。
前回の平均点が69点と、抜けて高かったですね。
内容も、当たり障りのない感じで、鳴り物入りで登場した割には、波風が立ちませんでした。
となると、難しくなるのは「情報Ⅰ」でしょう。
今回は、教科書に書いてある知識問題が相当数出題されると思われます。
実際、情報Ⅰの教科書には、知らない用語が数多く登場します。
専門家でもない限り、教科書を暗記しないと、知識問題には対応できません。
(でも、前回の情報Ⅰで満点取った人がいたんですよね!)
今回そこを狙われると平均点は下がります。
結局「思考力」なんていっているけど、暗記力なのです。
「情報Ⅰ」で満点を取るには教科書を丸暗記する必要があります。
まあ、どの教科でも教科書に書いてあることは知っていて当たり前ですか?
暗記する科目が1つ増えたという事ですね。
では数学はどうでしょうか。
数学Bの「仮説検定」は慎重に勉強しましょう。
それは、教科書の方法と共通テストで出題された方法が異なったからです。
これには受験生は戸惑ったでしょう。
そして困ったことに、「仮説検定」は追試には出題されなかったのです。
ですので、過去問が1題しかないのです。
果たして今回、教科書の方法なのか、前回出題の方法なのか、判断できません。
どちらでも対応できるようにしておくべきです。
と言うのは簡単ですが、やる方は大変ですよね。
やらなきゃいけないことが多すぎます!
国は一度、高校のカリキュラムを見直して、内容を減らすべきだと、私は思います。
まあ、この前新課程になったばかりですので、あり得ませんが。
さあ、暑さに負けずに頑張りましょう!
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