難関大学受験専門のYK会 - ホーム>>ブログ>>私立医学部後期受験を検証するPART2
実質、ここの後期発表でジ・エンドですよね。
さてどんな出題だったのでしょうか。
大問1 問1 三角比 問2 微分
問1は、そんなに難しいとは思いませんが、埼玉医大の受験生には難しかったのではないでしょうか。
なぜならば、見たことのない問題だからです。
かなりの経験があれば方針も立つのですが、数年の勉強ではなかなか難しいですね。
問2も、簡単ではありませんね。
図が書ければ正解に近づきますが、その図が書けなかったのでは?
図が書ければ、ただの三平方と微分だけです。
大問2 逆関数
いやぁ、これを出題するか、という問題です。
これは、国立受験の上位層が勉強する内容です。
私立医学部受験生は、まず学習しない内容ですね。
我らが「埼玉医大」が、遠くになりにけり、という感じです。
ただし、問1ができなくても問2に関係ないので、問2は取りたいですが
もうこの辺りで心が折れているかもしれませんね。
大問3 相似
これが出来るように、トレーニングしてきた問題です。
ここは満点を取りたいです。
大問4 整数
今流行の「共通テスト」風問題です。
こんな出題にする必要は全く無いのです。
数学で国語をやるのが、これからの主流になるのでしょうか。
狂ってますね。
この国はどこへ向かおうとしているのか・・・
まずこの問題が、割った余りの問題だと把握できるか?
できれば、問1は練習した問題なので正解できるでしょう。
問2は、まず出来ません。
重大な勘違いをするように設定してあるからです。
これは、もっと試験時間の長い学校が出題して欲しいですね。
埼玉医大の50分では、この問題の良さが消えてしまいます。
さて、以上のような出題でした。
高嶺の花となってしまいました。
これを解けるように1年でするには、もの凄い努力が必要です。
勉強が向いていない私立医学部受験生には、大変に辛いことになりました。
では一体どうすればいいのか??
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