難関大学受験専門のYK会 - ホーム>>ブログ>>簡単な問題でも考えられないとき
最近感じることがあります。
簡単な問題でも考えることができない受験生が増えている事です。
何回か書いてますが、この時期は考えられなくても構いません。
習ったことを再現できるように、しっかり覚えてください、と。
しかしそれにしても、「そこ?」と思う場面が多くなった気がします。
例えば、「座標が与えられていれば長さが分かる」は当然のことだと思っていたのですが、そうではないようです。
中学のうちに身に付いているはずのことができないのです。
これは大変に危険です。
数学は積み重ねなので、途中が抜けていると、積み重なりません。
原因は高校受験をしていないことだと思うのですが、それを言っても解決しません。
ではどうすればいいでしょうか?
でしょう。
分からなければ、解答を見ても構いません。
「なるほど、この条件はこう考えるんだ」というように勉強してください。
至急、知識を補充しましょう。
そのレベルはできているよ、という人はどうしましょうか。
はい、まだ覚え方が甘いです。
今は基礎となることを学習しています。
ですので、九九のように使えなければ、実戦では使えません。
考えるのではなく、反応するぐらいになってください。
九九は考えませんよね。
反応しますよね。
まだまだ甘いのです。
覚えよう覚えようと意識して勉強してください。
自然に覚えるまで待っていると、何年もかかってしまいます。
趣味の勉強ならそれでもいいでしょうが、そうではないですよね。
合格のための勉強、行ってみれば「仕事」です。
ノルマが達成されるまで待っている訳にはいきません。
自らノルマを達成しにいかなければなりなせん。
今やっていることは、すぐに完璧に身に付けてください。
覚え方は、人それぞれでしょう。
一問をしっかり理解して覚える人、多数の問題をやって覚える人、覚えるノートを作って繰り返し見て覚える人。
色々でいいんです。
自分に合った方法を見つけてください。
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