難関大学受験専門のYK会 - ホーム>>ブログ>>非受験学年の夏休み勉強法
いつも受験生の話ばかりなので、今回は非受験学年、特に2年生の勉強方法について考えてみます。
多くの人は、定期試験を目標に日々勉強をしていると思います。
それで構いません。
しかしながら、そろそろ受験勉強なるものを始めてもいいでしょう。
特に、今度迎える夏休みはそのチャンスです。
定期試験の勉強と受験勉強の違いは何でしょうか?
定期試験の勉強は、極端に言えば、試験が終わるまで覚えていればいいのです。
せいぜい2週間でしょうか。
それに対して、受験勉強は再来年の2月まで覚えていなければならないのです。
どうですか?大変でしょう。
それには、理解をともなう記憶が必要です。
しっかり理解すれば、忘れにくくなるのですが・・・。
しかし、理解したことから全部忘れてしまう人もいます。
何度も書いていますが「私立医学部受験生」にとても多いです。
この場合は、残念ですが苦労します。
時間をかけるか、そのときのレベルで妥協するかになります。
今のうちから、忘れないための自分なりの方法を探してみましょう。
最近の教科書は、単元の配列が解せなくなっていて、理解するのには適していないのですが、やるしかありません。
本当に理解して身に付けている人は、とっても少ないと思います。
とりあえず解法だけ覚えておこう、という勉強してませんか?
それでは受験勉強にはなりません。
単元丸ごと理解するのです。
今学習していることは、この単元のこの位置づけだな、なんてことが分かるといいのですが。
それを自分でやるにはかなり難しいので、よい指導者に出会えるのが望ましいですが、それも難しいですね。
教科書にも疑問を持つまで理解して欲しいです。
ここはいつも1だけど、1以外になることはないのかな?
と言うような疑問が湧いてくれば、成長の証しです。
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