難関大学受験専門のYK会 - ホーム>>ブログ>>過去問をどう使うか
今回のテーマです。
大前提は
です。
過去問を10年分ぐらいやれば同じ問題が出るだろう、と考えている人、大間違いです。
同じ問題は二度と出ません。(極々まれに例外はあります)
ですので、過去問を解くと、来年の入試に出ない問題が分かるのです。
予備校には、過去問を分析して「これは出ないからやらないでよい」という指導をする所もあります。
じゃあなんで過去問をやるの?
一つは
そう受験しない大学の過去問をやることで、もしかしたら受験校に出題されるかもしれないのです。
二つ目は一つ目と似ているのですが
最近の入試問題を解くことで、流行の問題が分かるのです。
ただし、これは受験生単独では大変です。
今までこんな問題が出ていたけど、最近はこんな問題に変わってる、なんて分からないですものね。
ぜひ、入試問題に詳しい人にアドバイスをもらいながらやってください。
特に私立の医学部は独特の流行があるので、過去問は有効です。
三つ目は
間違えないでくださいね。
出題傾向ではなく、出題形式です。
出題傾向を調べようとする人がいますが、無意味です。
ほとんどの大学は全範囲から満遍なく出題します。
傾向など気にせず、全範囲満遍なく勉強するのが一番です。
しかし、出題形式は大切です。
マークなのか記述なのか、知らずに受験したくないですよね。
マークでも、たとえば7をマークするのに07とマークするような学校もあります。
ただし、出題傾向は突如変わることがあるので、変わったときは慌てずに対応しましょう。
「自分だけじゃない、みんな同じ条件なんだ」と思って落ち着きましょう。
また、各教科の配点はどうなのか、これも大切ですよね。
最後は
比較的簡単な問題が多いのか、易標難すべて出るのか、難問ずらりなのか、今後の勉強方針に関わります。
これも自己判断ではなく、専門の人に聞いてみた方がいいでしょう。
難易度も年によって変わる学校もあれば、ほぼ一定の学校もあります。
これも過去問で知ることが出来ます。
さあ10月も残り半分。
頑張っていきましょう!
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