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今年の私立医学部の入試問題、手に入るものは検討してみました。
慶応・日医・慈恵・順天はさておき、目立った難化は大阪医大でしょうか。
ここ2年は無難な出題だったのですが、激難化です。
これを解くなら、地方の国立大を目指すべきです。
完全な難関国立大のレベルです。
今後は国立の併願校の位置づけになりそうです。
まあ、立地条件からも分からなくはありません。
意外な学校では、東海大も難化確定でしょう。
ここ7年で、易しかったのは2019年だけ。
これは、もうこのレベルでいくということでしょう。
15年前は、数学の苦手な受験生の正義の味方だったのに、なんてことでしょう。
立地条件がいいとは思えないのですが、地元に住んでしまえば関係ないですかね。
安定しないのが、東北医薬大。
1年ごとに、難易の繰り返し。
ということは、来年は易化ですか?
新設校なので、あたふたしてるのでしょうか。
しかし、もう6年にもなるのですから、落ち着いてもらいたいですね。
他と張り合って、難しくする必要は無いと思うのですが。
数学の力と、医師国家試験とは無関係だと思います。
これはすべての医学部に言えるのですが、受験科目に数学って必要なのでしょうか。
大学で数学の授業が無い学校は沢山あります。
なのに、なんで数学が受験科目にあるのでしょうか。
どこか、受験科目から数学を除外するところはありませんか?
人気沸騰間違いなしですよ!
あ、自分は失業ですけど。
お次は、藤田医大。
ここも1年ごとに、難易を繰り返してきましたが、
2019、2020と易が続き、これで行くのかと思いきや、2021、2022と難化。
この学校も、他と張り合いたいようです。
しかし、難化していない大学もあります。
1番は、われらの埼玉医大。
2017、2018と何を考えているんだというような難化をしましたが、失敗だったのでしょう。
その後、安定の並から易の問題が続いています。
これからもこれが続くことを切に願います。
次は、日本大。
試験が統一方式になり、問題はとても易しくなりました。
医学部はこれぐらいでいいと思うのですが。
しかし、だから合格しやすいという訳にはいきませんでした。
多分、満点者続出だったのではないでしょうか。
では、どうやって合否を決めたのでしょうか?
それはもちろん、あれでしょう。
いや、冗談です。
最後が、久留米大・福岡大の九州勢コンビ。
レベルとしては、大変に良いと思います。
だだ、地元の予備校から受験した生徒がいないので、受かりやすいかどうかは不明です。
噂によると、北予備Felixが全力で対策、それも「これが出る」ではなく「これは出ない」
という指導をしているらしく(まさに正しい方法です)つけいる隙が無いようです。
とりあえず、入試問題が手に入った学校だけ、コメントしてみました。
残りの学校も、赤本が出次第、コメントします。
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