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私立医学部の数学の入試問題は難しい?その2


カテゴリー:入試関係

再び、私立の医学部の入試問題を検討してみます

1.明らかに難化した学校

今年の難化代表は「川崎医大」でしょう。

この学校はここ4年は、私立の医学部らしい「なんなんだこの問題は」という出題だったり

「簡単すぎるだろ」という出題でした。

それ以前は、簡単な年と難しすぎる年が交互という感じでした。

いずれにせよ、「私立の医学部は数学の先生いないから仕方ないよね」いう感じでした。

それが今年度は、「どこぞの国立大学の理系の問題か!」という出題に姿を変えていました。

これは受験生はびっくりしたでしょうね。

今までと全然違う!と。

自分は「過去問頼るな派」なので、受験校の過去問を何年もやらすことはありません。

ですので、私の担当した受験生は余り影響はなかったと思います。

私個人の意見ですが、あの問題は「外注」してるでしょう。

さて、来年度はどうなるでしょうか。

次は「大阪医大」

元々簡単ではない学校ですが、ここ2年は割と簡単でした。

これなら試験として機能するだろうというレベルでした。

今年は牙をむきました。

半分できればいい方です。

試験として機能するとは思えません。

それとも、国立単科医大の併願校として存在感を示そうと考えているのか。

ここを受ける人は、それなりの覚悟が必要ですね。

私の担当する受験生には無縁ですが。

2.易化した学校

ほとんど有りません。

あえて挙げれば「東京医大」でしょうか。

この学校も「へんてこりんな問題」が出題されていました。

しかし、今年はまとも!!

この出題が続いてくれるといいのですが。

なかなか続いてくれないんですよねぇ。

すぐに、難問・悪問に手を染めてしまうのが私立の医学部なんです。

さて、あと4日で始まる2023年度入試はいかに!!!

 

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