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10月の勉強方法


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10月の勉強方法

1.過去問の使い方

2桁月に入りました。

受験生の1年って、ホント早いですよね。

さてこの時期になると「過去問」どうする、という話になりませんか?

そこでまず「過去問」について書きます。

「過去問」には2つの派閥があります。

過去問徹底派と過去問無意味派です。

過去問徹底派は、とにかく過去問をやり込んで、傾向を掴め!

という派閥です。

過去問無意味派は、文字通り、過去問やっても意味ないよね。

という派閥です。

まあ、少し大げさすぎますが。

私は、過去問無意味派です。

出題の傾向は把握しなくていいのか? って思いましたか?

少なくとも、数学に出題の偏りはありません。

満遍なく出題されます。

もちろん、年によって偏りがあるときは有ります。

しかし、平均すれば満遍なく出題されています。

傾向というデマに踊らされた受験生ほど、受験後、「傾向が変わってダメでした」なんて言い訳をしますね。

満遍なく勉強するのです。

じゃあ、過去問は全くやらなくていいのか?

そんなことは有りません。

過去問で得て欲しい情報は、「解答形式」「マーク形式」「難易度」です。

「解答形式」とは、試験時間はいくらか、記述なのか、穴埋めなのか、混合なのかを把握します。

ただしこれは、急に変わることがあるので、注意が必要です。

「マーク形式」とは、マーク式の出題で、0(ゼロ)Xのようなマークをするのか、5を05とマークするのか等です。

「難易度」とは文字通りです。すべて難問なのか、易並難と出題されるのかです。

ただしこれも注意が必要です。

国公立大や有名私大では、難易度はほぼ一定です。

しかし、私立医学部は難易度の変化が激しいので、塾・予備校に相談してみた方がいいでしょう。

過去問からは、これぐらいの情報を得れば十分です。

2.では何をやればいいのか

過去問やらずに何やるんだ? と思いますよね。

実は、過去問をやるんです。

はあ、あんたは寝言を言ってるのか、と怒った人、慌てないでください。

1で書いた、過去問無意味派というのは、自分の受験する大学の過去問しかやらない人への警鐘なのです。

受験校か否かにかかわらず、手広く勉強するのです。

新しい問題が豊富にあればそれでいいですが、無いですよね。

だとしたら、今までに作られた問題で勉強するしかありません。

お勧めは、旺文社の「全国大学入試問題正解」です。

ただし、これはお高いので、塾・予備校で借りられる人は借りることです。

国公立大用と私立大用があるので、受験校に応じて選べます。

そして、最初は、簡単な学校の問題から始めて、徐々にレベルアップしていくのがお勧めです。

でも、どこが簡単でどこが難しいか分からないですよね。

それは塾・予備校に相談するといいでしょう。

なお、当会に連絡いただければ無料でアドバイスいたします。

 

 

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