新年度受験生指導開始です。

国立大学は入学試験が始まったばかりですが、私立医学部受験生の指導開始です。

確かに、まだ後期試験も残っていますが、力不足と判断したら、早く来年の受験に備えるのは間違っていません。

さて、3浪目の生徒さんでしたが、どうだったでしょう。

やはり、基本がなってなかったですね。

2年間医系専門予備校に在籍していたそうです。

どうやら、お客さんになっていたようですね。

まあ、ほとんどの医系専門予備校は詐欺みたいなもんですからね。

難しい問題をやらせて、高い授業料をとるだけ。

出来るようにはなりませんね。

今日の生徒は、集団授業は難しいのでほとんどテキストは使ってないと言ってました。

それでも集団授業に出席していたのでしょうか？

次回聞かなくては。

で、個別授業で使っている教材を見せてもらいました。

一般に売られているものでしたね。

別に一般に売られているものが悪いというわけではありません。

よくないのは、例題しかないところ。

反復練習がまったくできません。

これでは定着しません。

ということで、テーマを「2次方程式の解の範囲問題」一つに絞り、「定石シリーズ」を使って、導入から演習までやりました。

導入も、多くの医系予備校の教材にありがちな「テーマ1つに例題1題」ではなく、変化のある3題を扱いました。

力のある子用にあと3題あったのですが、これは扱いませんでした。

1つのテーマでも色々なバリエーションがあります。

それをできるだけ多く経験させてあげるのです。

ただし、逆にそれが負担になって覚えられなくなる子もいるので要注意ですが。

でその後、変化のある練習問題を10題。

最初は時間がかかりましたが、徐々にスピードアップ。

途中で「できるようになったじゃないか」と声をかけると、満面の笑み。

こうでなくっちゃね。

受験勉強に最適な数学のテキスト

「数学　定石シリーズ」

https://paka001.stores.jp/

で販売中。