難関大学受験専門のYK会 - ホーム>>ブログ>>やはり基礎が大切
さて、新年度が始まり、数週間が過ぎました。
勉強の進み具合はどうですか。
私が授業をして改めて思ったのは、「基礎が大切」です。
今年は、かなり出来る生徒も担当しているのですが、え?というような場面に出会いました。
そんな解法をするんだ、と思わずびっくりしてしまったのです。
原理原則を理解していればそのような手順にはならないのですが、なぜか不必要なことをしているのです。
基本問題に四苦八苦している生徒ならば分からなくもないのですが、かなり出来る生徒なので、驚きなのです。
多分、最初に学習したときには原理原則が理解できず、そこで何とか考えた解法で今日まできたのでしょう。
考えることは大切ですが、もっとよいものがあったら、今までの方法を捨てるのも勉強ですから。
その場で修正しましたが、直るでしょうか?
今までずっとやってきた方法を変えるというのは、かなりの労力を必要とします。
最初から正しい方法を身に付けていれば、無駄な労力は必要なかったのです。
やはり「基礎が大切」なのです。
ぜひ皆さんも最初に学ぶ時に「基礎」を身に付けてください。
そのためには、良いお手本を真似することです。
もちろん、原理原則だけからすべてを考えられる人はお手本は必要ないでしょう。
でも、そんな人は多くはないでしょう。
ほとんどの人はお手本を必要とするはずです。
そのお手本はしっかりとした正しいものでなければなりません。
ただ、「しっかりとした正しいもの」はあまり売れないんですよね。
ですので、予備校や塾の授業が奇をてらったものになりがちなのです。
最近は、それに気づいた人が多く、「基礎」重視のところが増えてはいます。
最初に学ぶときに、奇をてらわず「基礎」を大切にするお手本に出会ってください。
正しい基本を身に付けることが、成績アップの一番の近道です。
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