難関大学受験専門のYK会 - ホーム>>ブログ>>私立医学部受験はほぼ終了
今年の私立医学部受験の結果を、地元の予備校で聞いてきました。
悲惨な結果でした。
ある程度予想されていたこととは言え、現実になると胸が痛いですね。
敗因ははっきりしています。
覚えさせられなかったためです。
去年はかなり優秀な生徒が集まっており、はっきり言って、放っておいても勉強しました。
ですので、強制的に何かをやらせるのではなく、各個人に任せていました。
本当は、それが理想です。
各自やらなければならないことが異なるのですから。
今年も、同じようにスタートしたのが大失敗でした。
8月までに、各単元の基本的な学習を終え、9月から一段階上の学習に入ったときの違和感。
え、これ覚えてないの???
4月にやったことはほぼ覚えてませんでした。
それも、内容を覚えていないのではなく、やったこと自体覚えていないのです。
びっくりして、そこから確認テストの連続でした。
しかし、一度甘やかしてしまうと後から修正するのは大変に難しいのです。
やはり間に合いませんでした。
「生徒の自主性」なんて言葉は、私立医学部受験生には大敵。
分かっていたはずなのですが・・・。
結果として、生徒に迷惑をかけてしまいました。
6月ぐらいに、余りの雰囲気の悪さに社長に直訴しようかと思いましたが。
しとけば良かったかな。
なんかこう書くと、「牢獄予備校」かと思われてしまうのですが、そうでもしないと合格しないのが私立医学部受験生なのです。
(牢獄予備校知ってる人います?)
残念ながら、厳しい管理の下に置かないと、なかなか勉強してくれないのです。
もちろん全員がそういうわけではありません。
うちの地元の小さい小さい予備校に来る生徒は、やはり管理しないとダメなのです。
医学部は、滑り止めがないので、何年浪人しても受かる保証はありません。
こちらが、心を鬼にしないと。
新年度に向けて、今一度心構えを確認した一日でした。
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