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私立医学部受験は、今が真っ最中です。
みんな頑張ってくれよ!!
いくつか問題が入手できたので、検討してみました。
難しすぎる!!!
なんだこれ?これを私立医を目指す受験生が解けるの?
無理でしょう。
少なくとも、自分が教えている受験生は解けません。
何か、入学試験というより、入試問題品評会になってる気がします。
「うちは、こんな難しい問題を作っているザマス」的な。
そんなことしてどんな意味があるのでしょうか。
きちんと力の差が出るようにして欲しいですね。
そもそも、私立医は極端に倍率が高いので、同じ点数に何人もの受験生が並びます。
ミス一つで、合否が変わります。
こんな難しい問題では、適当に書いた答が正解だったので受かっちゃた、なんてことがあり得ます。
マークの学校も多いですからね。
そんな入学試験でいいのですか?
そもそも大学入ってから数学勉強しないでしょ。
そんなら数学Ⅲ要らないでしょう。
数学ⅡBまでで充分でしょう。
考え直しませんか?
また試験時間を全く考慮してない学校もありました。
まともにやれば180分はかかるような試験が60分!!
一体、目的は何なんでしょうね。
次にびっくり仰天したのは、確率の問題で「書き出して」答を問題です。
まあ「書き出し」というのはよくある問題です。
しかし、それも程度があります。
なんと600通りの中から書き出すのです。
途中少し計算でまかなうとしても、正気の沙汰ではないでしょう。
これが、限られた時間の中で正解するとは思えません。
最後の問は7の倍数です。
計算する方法がないことはないですが、あまり実用的ではないので実際に7で割るしかなかったでしょう。
これが出来た受験生が評価されるのは、いかがなものでしょう。
こんな出題をしてるから、「医系予備校」という怪しげなところは、奇問・難問を取り上げて
「これが出来なければ受からない」と言って、受験生の不安をあおるのです。
こんな出題、出来ません!!!
典型問題をしっかり身に付けるのが合格への近道です。
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